日本、台湾、韓国、アメリカ、中国の5ヶ国で特許を取得

舌骨上筋群(ぜっこつじょうきんぐん)とは?

舌骨上筋群は、舌骨(のどの中央にある小さな骨)より上 に位置する筋肉群で、頸部の筋肉で、舌骨に繋がる筋肉で ある舌骨筋のうち、舌骨を挟み上方に存在する筋肉の総称 です。以下の 4 つの筋から構成されます。


①下顎を引き下げ、舌骨を引き上げる顎二腹筋
②舌骨を後上方に引く茎突舌骨筋
③舌骨の引き上げと咀嚼・嚥下の補助をする顎舌骨筋
④舌骨を前上方に引き、舌の動きを補助オトガイ舌骨筋

嚥下(えんげ)の動作を行う筋肉群

舌骨上筋群は、嚥下(飲み込み)動作に非常に重要な役割を果たします。特に、舌骨を引き上げて喉頭を持ち上げる(これにより気管が閉じられ、食べ物が肺に入らないようにする)
食塊(飲み込む物)を食道へ送りやすくします

衰えることで嚥下の機能は低下する

舌骨上筋群が弱ると、嚥下機能が低下します。それにより以下のような悪循環が起こります。
①舌骨の挙上が不十分になります
② 喉頭(声帯部分)も十分に持ち上がらなくなります
③食道と気管の切り替えがうまくいかなくなります
④ 食べ物や唾液が気管に入りやす くなり誤嚥が起きはじめます
⑤ 誤嚥性肺炎のリスクが高まります

医療機関が認めた特許技術波形「複合低周波」

開発のきっかけ

2008年の4月より厚生労働省が世界に先駆けて、メタボリックシンドローム健診を日本で義務化したことからが始まりになります。対象は40歳から74歳までの医療保険加入者でした。
これは、生活習慣病とガンの根本となる原因が、運動不足と認めた日本の厚生労働省独自の初めての試みでした。
特に生活習慣病の方は、そもそも運動は自分自身が苦手なので、楽に運動の代替えを提供することが出来ないか ? と真剣に考えました。

針通電が大きなヒントに

色々な運動の代替えになる機械を探してたところ、EMSという電気刺激機械に出会いました。
しかし、2006年当初のEMS機器は、低周波の機器しかなく存在しておらず、電気刺激が皮膚の表面でビリビリと止まってしまうことで、使用する時に大変痛くて、しかも効果的な筋肉運動になっていないことが判明しました。
当時は、大変がっかりしましたが、諦めずに世界的にEMSの種類を調べやっと発見したのが、鍼灸師の先生が針通電と言って、針を刺して身体の奥に低周波を流す治療になります。これが大きなヒントになりました。

複合低周波のEMS機器を開発

身体の深部で低周波を起こすにはどうしたらいいのか、について研究開発を続けてきました。
研究結果が実り、世界で初めて「複合低周波」という高周波を応用した、身体の深部で低周波を起こすプログラムを開発することが出来たのです !
2006年にやっと完成し初代の 【 複合低周波EMS機器 】と言うことで販売を開始となりました。